2017.07.07

身近な人の歯についての疑問

歯科医院で働いていると、身近な人に歯についての疑問を問われることが多々あります。
先日、『舌小帯が短いって言われたんだけど、切ったほうが良いの?』と聞かれました。2歳の娘さんが歯科検診でドクターから言われたらしいです。
舌小帯、聞きなれない言葉ですよね(^-^)舌小帯とは舌の裏にある筋のことです。
舌小帯が短いと乳児期には授乳障害、幼児期になると歯並びや発音に影響が出てくる場合があります。
口を閉じている時通常の舌の位置は、上顎にくっついている状態です。舌小帯が短いと舌を上に持ち上げることが困難になり、下顎の前歯の後ろに入り込み前歯を押してしまい受け口になってしまう場合もあります。
発音にも影響ある場合があり、上顎に舌を付けて発音する『たちつてと』や『らりるれろ』が発音しにくくなります。

著しく不具合を生じる場合は切って伸ばすこともありますが、MFT(口腔筋機能療法)というトレーニングもあり、舌や口の周りの筋肉を正しく使えるように練習していき、舌小帯を伸ばしていく方法もあります。

歯医者は歯だけでなく、舌や顎などお口に関わること全てを把握させて頂いて治療にあたっております。
お口のことでご不安なことやお困りのことがございましたらお気軽にご相談下さい(*^-^*)

代々木駅前歯科 代々木駅徒歩10秒 新宿・渋谷区 インプラント・矯正・審美専門医在籍

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