2021.12.24

全体的な歯科治療の進め方について

こんにちは!代々木駅前歯科の馬場です😊

今回はインプラントと矯正治療を同時進行で行った症例をご紹介致します。

 

 

こちらの患者様は全体的な治療を希望と言うことで、治療相談に来院されました。

歯科に対しての恐怖心が強く、もう何年も歯医者に入っていないとおっしゃっていたので、まずカウンセリングと基本的な検査を受けていただきました💡

 

お話をお伺いしたところ

・これ以上状態が悪くならないよう、自分の歯をなるべくも手せていきたい。

・恐怖心が強く嘔吐反射もかなりきついので、歯を抜くときは静脈内鎮静法を使用して欲しい

 

と言うところをとても重要に考えているとの事でしたので、お伺いした患者さんの希望と検査結果をもとに、その日のうちに治療計画を立てていきました。

 

 

上の歯は状態がかなり良くない方に進んでいて、患者様ご自身も検査時にお口の中の撮影をした写真を見て、かなり驚かれていました。

下の歯に比べると上の歯はどうして見る機会は少ないので、症状が思っていたより進行していた!!というのは間々あることです。

 

 

今回のケースは残すところが難しいところ(主に奥歯の部分)は抜歯をし、インプラント治療をお勧めいたしました。

また、前歯に関しては歯を残すことは可能でしたが、歯の並びが大きく乱れていてブラッシングがうまくできない結果、歯肉炎で出血のある個所や虫歯になっている箇所があり、長期的保存と根本的な問題解決のため、矯正治療をお勧めいたしました。

 

具体的な治療の流れとしては

①矯正検査を行う

②静脈内鎮静法を使用し、上の奥歯の抜歯を行う

③前歯に対して矯正治療をスタートし、同時に虫歯の処置を行う

④抜歯から半年後を目安に、抜歯個所の骨が回復したらインプラント治療を開始

⑤矯正治療とインプラント治療を並行して行い、残っている歯も含め補綴治療を行う

というものでした。

 

↓ 治療前

 

 

 

患者様の不安をなるべく少なくするために治療後との説明を明確にお伝えし、ご希望の静脈内鎮静法を使用、できるだけまとめての治療を行うとともに、患者様にも衛生士の指導の下、日々のブラッシングやワンタフトブラシや歯間ブラシの使用など、ご自身で出来る歯肉炎予防・プラークコントロールは積極的に行っていただきました💡

 

矯正治療が進むにつれてブラッシングもしやすくなり、初期に診られていた歯肉炎での出血や磨き残しも少なくなりました😳!!

インプラントに関しても『埋入して終わり!』ではなく、口腔環境を整えることによって術後の感染対策や、インプラントの餅にも大きく関わってくるので、とても大切にしていただきたいところです。

 

お口の中の環境が整っていくと歯周病や虫歯のリスクを下げるだけでなく、口臭の改善・予防や、QOLが上がるなど、たくさんの良いことがあるのです。

 

↓ 治療後

 

 

前歯が綺麗に並び、奥歯はインプラント治療と補綴治療を行うことにより、しっかりと噛めるようになりました✨

前歯に関しては後戻り(矯正治療後、歯が元の位置に戻ろうとする動きの事)を防止するために前歯の裏に一時的にワイヤーを使って固定していますが、これも一定期間がたったら外していきます。

 

当初の奥地の状態からとても改善され、現在はクリーニングにも定期的にツインして頂いています。

 

 

歯医者は怖いから。。。

という方でも、ドクターやスタッフがあなたと一緒に、より良くするためにはどうしたらいいか考え一緒に頑張っていきますので、是非一度ご相談にお越しください😆

 

 

代々木駅前歯科 代々木駅徒歩10秒 新宿・渋谷区 インプラント・矯正・審美専門医在籍

 

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