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2017.04.19
インプラント周囲炎の原因
インプラント周囲炎を起こす直接の原因は細菌の集合体である歯垢(プラーク)です。その中の歯周病菌がインプラント周囲の歯茎や骨などの組織に感染を起こすことによって炎症を引き起こします。
また、それに加え、次のような条件下ではインプラント周囲炎が発症、進行しやすくなります。
1.これまでに歯周病にかかったことがある
これまでに歯周病にかかったことがあったり、現在歯周病にかかっている歯がある場合、インプラント周囲炎にかかるリスクが高まります。
2.タバコを吸う
喫煙は歯茎の血行不良などを引き起こし、歯茎に感染を起こしやすく、そして治りにくくします。
3.糖尿病である
糖尿病は体の免疫力を落としてしまうため、歯周病菌にも感染しやすくなります。
4.歯ぎしり・食いしばりをしている
インプラント体に過剰な力がかかると周囲の骨の吸収が起こりやすくなります。
5.口の中が乾燥している
口の中の唾液分泌が落ちていたり、口呼吸などにより口の中が乾燥していると、歯周病菌を含む口の中の細菌が繁殖しやすい状態となり、感染が起こりやすくなります。
6.体力が低下している
疲れや睡眠不足、体調不良によって免疫力が落ちると歯周病菌に感染しやすくなります。