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2016.10.05
歯を磨きすぎると口臭の原因になる
口臭予防、虫歯・歯周病予防のために歯磨きは欠かせません。しかし、歯磨きは1日に何度もやったほうがいいのかというと実はそうではありません。特に口臭に過敏になっている人によく見られますが、歯磨きやうがいを日に何度も行って逆に口臭が強くなったり、虫歯になりやすくなったりしてしまうことがあります。
ところで、お口の中は唾液で満たされていますが、この唾液の役割として、次のようなものがあります。
・自浄作用
お口の中の細菌を唾液で洗い流す働き
・消化作用
唾液に含まれるアミラーゼは糖を分解し消化を助ける働き
・再石灰化作用
酸で溶かされた歯の表面を唾液中のミネラル成分が補修し、虫歯を防ぐ働き
・中和作用
食べ物によって酸性に傾いた口の中を中和する働き
・嚥下作用
口の中の食べ物を飲み込みやすくする働き
このように、唾液が豊富にあると、自然に口の中を清潔、健康に保つ働きがあり、実は口臭も防いでくれています。しかし、歯磨きやうがいを過剰にしてしまうと、その働きが失われてしまい、口臭や虫歯の原因となるのです。歯磨きは1日2〜3回が理想的です。通常、朝と夜の2回だけで十分です。その他で口臭が気になる場合には、ガムを噛む、など唾液を出すことを心がければよいでしょう。
詳しくはスタッフまでお尋ねください。
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