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2016.09.06
歯科金属アレルギーとは
ネックレスや指輪、ピアスなどで金属アレルギーが起こることは珍しくありません。このような皮膚に起こる金属アレルギーは皮膚がかぶれて赤くなったりするため、自分でもアレルギーがあると認識しやすく、アクセサリーを外すことでアレルギー症状を起こさないようにすることができます。
そして、皮膚に身につけるアクセサリーのように、口の中の歯科金属も金属アレルギーを起こすことがあり、その数は年々増加傾向にあると言われています。
ところが、歯科金属アレルギーの問題点として、まず、症状が必ずしも金属と接している場所に出ない、ということが挙げられます。多く見られるのは手の平や足の裏に水疱や膿をもった膿疱ができる「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」です。このほかにも服と触れ合う皮膚がかぶれる接触性皮膚炎やアトピーなどを起こすこともあります。このように、口の中とは全く関係ない部分に症状を起こすため、歯科金属アレルギーが原因と分からず長年苦しんでいる人もいます。
歯科金属アレルギーを疑っても、アクセサリーのように試しに金属を外してみるというのができないのも難しいところです。もしも原因不明の皮膚病がある場合、もしかしたら歯科金属アレルギーを疑った方がよいかもしれません。皮膚科で歯科金属アレルギーの検査が受けられますので、気になる人は一度検査を受けてみましょう。
詳しくはスタッフまでお尋ねください。
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インプラント 矯正 審美専門医在籍