2024.06.25

矯正治療前の正中埋伏過剰歯抜歯

こんにちは東京代々木駅前歯科・矯正歯科・口腔外科の浅井です。

今回は矯正治療前の正中埋伏過剰歯抜歯についてお話ししたいと思います!🦷✨

過剰歯とは、正常な歯の本数(28本・親知らずを含めると32本)を超えて生えてきた歯のこと。 実は、日本では30~40人に1人の割合で発生します。過剰歯は「上の前歯」に多く発生し、そのほとんどが、あごの中に埋まったまま生えてくることはありません。

【過剰歯の種類】
•正中過剰歯
上の前歯の間や裏側に埋まっている過剰歯。
もっとも多く見られる症例。
・順正過剰歯
正常な歯と同じく、口の内側にむかって生えてくる過剰歯。
・逆生過剰歯
正常な歯と逆向きに、口の内側から遠ざかるように生えてくる過剰歯。

 

【過剰歯があることの問題点】
①永久歯が生えてくるのを邪魔してしまう
通常は、乳歯が抜けた後はすぐにその抜けた場所から永久歯が生えてきますが、その永久歯が生える予定の場所に過剰歯があると、その過剰歯の存在が邪魔をしてしまい永久歯が出てこれない状態になることがあります。
これはよく上顎の前歯(正中埋伏過剰歯)に良くみられるケースで、前歯の乳歯が抜けたのに永久歯が生えてこない場合には、まずはこの正中埋伏過剰歯の存在が疑われます。
埋伏過剰歯の場合は自覚症状がないケースがほとんどのため、生え変わりに時期に永久歯が生えてこないことで発見されることも多くありますが、場合によってはほかの歯を圧迫して痛みが出てしまったりすることもあります。

②歯並びが悪くなる
過剰歯が他の歯を圧迫することによって、他の歯が本来生えるべき位置からズレて生えてくることがあります。
そうすると、歯並びが乱れて不正咬合の原因となります。
歯列不正や、前歯の間に隙間ができてしまう正中離開(すきっ歯)などのリスクがあります。

【当院で過剰歯を抜歯した症例】
30代女性
主訴 矯正治療を始めるため過剰歯を抜きたい
診断名 正中埋伏過剰歯(2本)
処置 正中埋伏過剰歯抜歯

術前パノラマおよびCT画像

 

 

術中写真

 

 

 

 

抜歯した過剰歯術後1か月後の口腔内写真

過剰歯の抜歯は大学病院など口腔外科の設備がある病院で治療となるケースが一般的です。

 

【大学病院で過剰歯を抜歯する一般的なスケジュール】
1:かかりつけの歯科医院に紹介状を書いてもらう。
2:紹介先の大学病院に予約を取る。(1-2ヶ月待ちになる場合もあり)
3:大学病院に行き、検査診断を行う。(別日で追加検査の可能性あり)
4:担当医が決まり、オペ日および治療方針決定。(全身麻酔の場合、予約が2-3ヶ月後になる可能性あり)
5:抜歯を行う。(全身麻酔の場合、2泊3日の入院が一般的です)
6:消毒して抜糸を行い、かかりつけ歯科医院に戻る。

上記の通り、過剰歯を大学病院で抜歯する場合、時間がかかる事が一般的です。(時期によりさらに混雑する場合もあり)
🟰矯正治療する時期が遅くなり治療期間が長くなる💦

当院は口腔外科の設備と技術を取り入れ、過剰抜歯抜歯を院内で完結できます。😊
【✨当院での埋伏過剰歯抜歯の流れ✨】
1:矯正治療の治療方針決定
2:院内で日帰り抜歯(静脈内鎮静法も併用可能)
3:消毒および抜糸
4:矯正治療スタート❗️
🟰矯正治療が早く始まり治療期間短縮に繋がる⭐️

上記の通り、当院が取り入れてる最新鋭の治療法は大学病院に紹介するケースと比べて、大幅に治療期間を短く出来ます❗️また入院の必要もありません。(全ての患者さんに適応ではありませんのでご注意下さい)

東京代々木駅前歯科・矯正歯科・口腔外科では、最新の設備を整えてリラックスをしてかつクオリティーの高い治療を提供できる様に常に進化をしつづけています。
暑い季節になり、マスクを外して外出する時期がきましたね。😁✨
インプラント治療、マイクロスコープ治療、セラミック治療、クリーニング、ホワイトニング、矯正治療などで綺麗な歯や口元にして笑顔で生活してください!😁

⭐矯正治療に興味ある。
⭐️入院しないで過剰歯を抜きたい。
⭐️大学病院には行かないで矯正治療をなるべく早く終わらせたい。
⭐️歯並びが悪くて困ってる。

なんでも大丈夫です!気になる事や、少しでも興味のある方は一度カウンセリングにお越し下さい。😊

東京代々木駅前歯科・矯正歯科・口腔外科
・代々木駅徒歩10秒・新宿・渋谷区・インプラント・矯正・審美専門医在籍

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