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2021.03.19
銀歯と虫歯の関係性(セラミック治療へ)
こんにちは!代々木駅前歯科の馬場です
みなさんは銀歯の寿命って、 どのくらいと言われているかご存知ですか?
実は小さいものだと5年、 大きいものだと7年と言われているそうです!
治療した箇所はしみる、痛い、 違和感があるなどの症状が無い場合でも、 中で虫歯になっていることがあり、 目で見て判断することが難しいのです。
とくに銀歯は金属の中のセメント(接着剤) が溶けているとそこから虫歯が発生したり、 金属イオンが体内に溶け出して、 体内に良くない成分が放出されたりします。
歯科治療に使われる銀歯の材料の金属は、 もともと体内には存在しない貴金属なので、 後々金属アレルギーが出たりするリスクもあるため、 近年では歯科治療に金属の使用を推奨しない歯科医院も増えて来て いるようです
きちんと治療を受けたのに、なぜ再度虫歯になるのでしょうか?
・銀歯と歯の境のところからさびつき、隙間ができる。
・噛む力で金属が変形し、隙間ができる。
など、長年使用し消耗や劣化が進むことにより
適合が悪くなる→隙間ができる→虫歯の菌が入り込んだり、 ブラッシングがきちんとできなくなる→虫歯になる
というふうになってしまうのです。
では、どうしたら詰め物の中の虫歯を防げるのでしょうか?
①銀歯を定期的に交換する。
②フロスや歯間ブラシなどを使い、より丁寧にはを磨く。
③歯科医院で定期的なメンテナンス受ける
④劣化しづらいセラミック等の材料を使って詰める。
などに効果が期待されます。
ここからは実際に銀歯をセラミックやりかえた患者様のお話をご紹 介します。
患者様は50代の方で、 転倒した時にぶつけた前歯の欠けたところが気になると来院されま した。
治療前のカウンセリングを行ったところ、前歯は痛みが引かず、 他にも10年くらい前に詰めた銀歯のところに少し前から違和感が あるとのこと。
前歯は神経の処置をして様子を見て、 違和感があるとおっしゃっていたところのレントゲンを撮ると中で 虫歯が進行しているのがわかったので前歯と並行して治療を進めて いくことになりました。
幸い前歯以外の歯は痛みが出る前に発見できたので、 治療期間も短く治療を進めることができました。
虫歯は痛みが出る前の小さいうちに治療することで治療の痛みが少 なく、費用、治療回数の面からも多くのメリットがあります!
治療を進めていく中で、前歯は汚れがつきにくく、 変色も少ない自然な光を投下するセラミックを使用し、 他の銀歯も部位によってそれぞれに適したセラミックにやりなおす という選択をされました。
前歯も含めセラミック治療をする頃には歯への関心も高まり、 今ではメンテナンスやクリーニング、 ホワイトニングなども定期的に行われ、 健康な歯を保っていらっしゃいます。
現代は医療が発達してきて「 人間100年時代とまで言われています。
いつまでも自分の歯で食事を楽しみたいですよね
当院では『すべての患者様に健康と美しさを』 をモットーに診療に取り組んでおります。 一生付き合っていくご自身の歯の健康を一緒に考えて治療に取り組 んでいけるよう、スタッフ一同お待ちしております。
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