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ブログ
2024.06.14
顎関節症について
こんにちは東京代々木駅前歯科・矯正歯科・口腔外科の江塚です。
今回は顎関節症についてお話したいと思います。
皆さん顎関節症についてどんなイメージをお持ちでしょうか😊
じつは、日本人の2人に1人が一生に一度は経験すると言われるほど、身近な病気なんです💦
顎関節症になってしまっているのに、原因がわからず 悩まれている方も多くいらっしゃいます😣
20代 女性
【お悩み】
半年前から口を開けた時に左の顎が痛い
【当クリニックを選んだ理由】
今回の痛みの原因は親知らずとだと思っているので、口腔外科をやっているところを探していた。
【診断】
左側顎関節症
【治療プラン】
マウスピース治療(保険適用)
【治療経過】
数ヵ月マウスピース着けてもらい
現在痛み落ち着いている。
今回のように、数ヶ月で改善される方が多いのですがなかなか、難治性の方もいらっしゃいます。
それは顎関節症の原因が1つではないことに起因します。
顎関節症とはどんな特徴があるのか
また、どんな治療方法があるのかを今からお話していきます✨✨
顎関節症とは
口を開こうとすると顎関節や顎を動かす筋肉が痛む、あるいは十分には大きく口を開けられない。または口の開け閉めでカクカク音がする。
これらの症状が1つでも当てはまる方は
顎関節症の可能性を疑います
《当院が考える顎関節症が発症する要因》
①様々な態癖
②かみ癖(片側だけで噛んでしまうなど)
③歯列接触癖
①は患者さんも自覚しやすい
②と③は無自覚なことが多いので、自覚してもらわないと改善しません。
③の歯列接触癖とはなんでしょうか?
ここで1つ質問させてください🎵
1日24時間のうち歯は何分程度上下の歯で接触しているでしょう?
答えは 17.5分
たったそれだけ?😲っと思うかもしれませんが食事以外の時間では、基本的には、歯と歯は接触せずに2ミリ程度隙間が空いているのが正しい状態です。
逆にずっと歯と歯が接触している癖がある方は、歯にも顎にも負担がかかりやすい状態と言えます😞
こういった①から③の要因が重なって
顎関節が発症すると考えられています。
よって、それぞれの原因に対して対処(治療)していきます。
①様々な態癖
→患者さんに顎に負担になる姿勢の有無を確認し、負担をかける姿勢があるようであればその姿勢の改善を指導します。
②かみ癖
→かみ癖は誰にでもあり、無意識なものです。かみ癖側の顎関節に運動制限が起き、そしてかみ癖側でしか噛めなくなってしまうと、病的なかみ癖になってくるので治療が必要になってきます。
治療方法としては、
正しい噛む位置(顎に負担がかからない位置)に誘導するマウスピース(自費)を作成し使用してもらいます。
これは慣れるくるまでは、患者さんに頑張ってもらう必要があります。
③歯列接触癖
→歯の接触自体は悪くありません、しかし歯の接触が長時間持続すると様々な為害性が生じます。
・20分に1度息をフーと吐く習慣をつける
・歯が触れていると気づいたら息を吐く
・睡眠時に歯が直接触れないように、マウスピースをつけてもらう。
・咬筋(噛むときに使う筋肉)の張りが強い方はボトックスもお勧めしています。
今回挙げたのは一例ではありますが、普段より患者さんにとって何が一番最善であるかを常に考えて治療にあたらせてもらっています。
それらを治療前にきちんと説明をして、納得した上で治療をスタートしていただくのが一番大切だと当クリニックでは考えております。
⭐️歯並びが心配。
⭐️矯正治療を早く始めたい。
⭐️来院回数をなるべく少なく治療したい。
⭐️虫歯になっているのではないか。
なんでも大丈夫です!気になる事や、少しでも興味のある方は一度カウンセリングにお越し下さい。😉
東京代々木駅前歯科・矯正歯科・口腔外科
・代々木駅徒歩10秒・新宿・渋谷区・インプラント・矯正・審美専門医在籍