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2017.02.09
麻酔が効きにくいのはなぜ?
歯の治療の痛みを和らげるために必須なのが麻酔ですが、時々麻酔が効かずに困ってしまうことがあります。この「麻酔が効かない」という現象はどうして起こってしまうのでしょうか。例を挙げて説明していきます。
■麻酔が効きにくくなる理由
1.炎症が強すぎる
炎症を起こしている部分の組織は酸性に傾いてしまいます。ところが麻酔の薬液は酸性の環境では効きづらくなるという特徴があり、炎症の状態がひどいほど効きづらくなります。また、炎症部分は血流が盛んであるため、麻酔も流れてしまい、すぐに切れやすくなってしまいます。
2.骨がもともとガッチリしている
体つきががっしりしている男性によく見られますが、そのような人は骨格もがっちりしているため、麻酔が透過しづらく、麻酔が効きにくくなります。
3.下の奥歯
下の奥歯の骨は緻密骨といって麻酔が浸透しづらく、効きにくい傾向があります。
4.骨が炎症反応などで硬くなっている
虫歯の放置や、歯根の先端に膿が溜まっている状態が続いていると、その周囲の骨が反応性に硬くなり、麻酔が効きづらくなります。
いつもはよく麻酔が効く人でも、虫歯が激痛になってからだと麻酔が効かなくなることもあります。治療を痛みなく行うためにはなるべく早い段階で悪いところを見つけて治すことです。そのためにも定期的な検診を受けることをおすすめします。
詳しくはスタッフまでお尋ねください。
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