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2016.08.30
歯周病のタイプ色々
歯周病といってもいろいろなタイプがあり、主に次のように分類されます。それぞれの特徴について簡単に説明していきます。
■歯肉炎
歯肉が炎症を起こしているが、歯を支えている骨は溶けていない状態。10代〜20代によく見られる。適切なブラッシングで治る見込みがある。
■歯周炎
歯肉の炎症に加え、歯を支えている骨も吸収して溶けている状態。30代以上によく見られる。慢性歯周炎、急速破壊性歯周炎に分けられる。
1.慢性歯周炎
成人の歯周病のほとんどはこれに分類され、初期症状はあまりなく、数年単位でゆっくりと進行していく。歯垢(プラーク)が原因となって引き起こされる。
2.急速破壊性歯周炎
急速に歯周組織の破壊が進む歯周病。原因はプラークだけでなく、全身的な原因であったり、特殊な菌が関わっている。
3.若年性歯周炎
10歳の早い段階で発症し、著しく歯根膜や歯槽骨の破壊が起こる。特徴としてプラークの付着量が少ない、家族内で多数発生する場合がある。口の中の特殊な細菌(A.a.菌)が関与している可能性が高いとされている。
4.急速進行性歯周炎
20~30歳代で発症し、短期間で著しく歯周組織の破壊がみられるもの。プラークの付着量が少ない場合が多い。特殊な細菌(P.g.菌)が関与している可能性が高いとされている。
このように歯周病にもいろいろな種類があるため、それぞれに合った治療法が必要となります。歯茎の健康を保つためにも定期的に歯周病の検査を受けることをお勧めします。
詳しくはスタッフまでお尋ねください。
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