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2016.06.28
歯の先天欠如は10人に1人に現れる!
歯は全てまともに生えてくるのが当たり前、と思いがちですが、実はそうでない場合があります。永久歯が何らかの原因で作られない場合を「永久歯の先天欠如」と呼んでいますが、これが現れるケースは日本では10人に1人というデータがあります。よく見られるパターンは左右1本ずつの合計2本欠損している場合ですが、中には数本元々ないケースもあります。
遺伝が関係している場合もありますが、原因ははっきりと分かっていません。歯の欠損があると、歯と歯の間に隙間が空いてしまうため、放置しておくと歯が移動したり倒れたり、歯ならびが壊れてしまう原因となるばかりか、隙間のある場所で噛むことを避けるため片噛みになったりすることで骨の成長がアンバランスになり、顔がゆがんでしまうこともあります。
乳歯が永久歯に生え変わるべき時期にきているのになかなか生え変わらない、というような場合にレントゲンを撮って見つかるケースが多いですが、永久歯が備わっていない場合にはなるべく残っている乳歯を抜かずに大事にしていく必要が出てきます。骨が成長しきっていない段階でのブリッジやインプラントは行えないからです。
子供の頃から歯科で定期的に検診を受け、先天欠如などの異常をいち早く見つけて、適切な時期に適切な治療を行うことが大切です。
詳しくはスタッフまでお尋ねください。
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インプラント 矯正 審美専門医在籍