2016.04.05

タバコを吸っていると歯周病に気づきにくくなる

タバコを吸うと肺がんのリスクが高まることはよく知られていますが、実はタバコは皮膚や口の中にも様々な悪影響を与えます。

口の中への影響としては、タールによる歯への黄色い着色や歯茎が黒くなる、ということが起こってきます。歯茎の色が黒く変色してしまう理由は、タバコに含まれるニコチンが毛細血管を収縮させて血流を悪くしてしまったり、ニコチンやタールの刺激でメラニン細胞を刺激したり、タバコから放出される一酸化炭素が血液中のヘモグロビンと結びつき、組織を酸素不足にしてしまうことによります。

このように、歯や歯茎の見た目が悪くなってしまうわけですが、それだけではなくタバコの影響で歯周病は非常に進みやすくなります。しかし、皮肉なことにタバコを吸っている人の歯茎は血流が悪くなっているため、歯周病の代表的な症状である「歯茎が赤く腫れる」「歯茎から出血する」ということが起こらなくなって、歯周病に気づきにくくなり、発見が遅れてしまうのです。

歯周病で大切な歯を失わないためにも、なるべく禁煙することをお勧めします。

ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

代々木駅前歯科
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インプラント 矯正 審美専門医在籍

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