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2018.01.29
唾液検査
今回は唾液検査についてご紹介していきます。当院で新しく導入した検査のひとつです。
この検査では主に「お口の中の細菌の数」を中心に検査結果を出しております。そして専用のキットを使用し、虫歯のかかりやすさ、歯肉の状態など様々な項目から調べていきます。
⭐️虫歯にかかりやすい⇔かかりにくい
⭐️虫歯の進行のスピードが早い⇔スピードが遅い
など、お口の状態は個人差があります。もちろん持っている細菌の数もひとり1人違うのです。
チェック項目は、
?歯の健康
?歯茎の健康
?口腔清潔度
の3つの項目に分けられています。
検査でわかる菌や、成分をいくつかご紹介していきます。
⭐️むし歯菌
むし歯菌が多い方は、歯の表面に汚れや歯石などが溜まりやすい傾向があります。そういった局面からむし歯になりやすいと言われています。
小さい赤ちゃんに大人のお箸でご飯をあげるのはよくないと言われる理由もこのむし歯菌にあります。むし歯菌がうつってしまうからです。
⭐️酸性度
こちらも上記のむし歯菌と同じ、高い数値の方はむし歯になりやすいと言われています。特に食事や間食などをするとむし歯菌が分解します。分解する時に出るのが「酸」です。この酸が歯を溶かす原因のひとつと言われています。
⭐️白血球、タンパク質
菌が毒素を出して、白血球を攻撃している状態が歯肉の腫れを引き起こしています。なので歯肉の腫れや炎症は、白血球とお口の中の様々な菌との戦っている証拠なのです。この検査を行うことで白血球、タンパク質の数を把握することができます。
⭐️アンモニア
お口の中の細菌総数に比例して、唾液中のアンモニアが多い場合があります。このアンモニアは口臭の原因にもなると言われています。
こちらは先日、試験的に当院のスタッフで検査を行った時の検査結果です。
この六角形が小さければ小さいほど、お口の健康じゃあが良好ということを表しているんですね✨
このように一人ひとりの今のお口の状態を検査をしております。
定期検診などで清潔な状態を保たれているお口の中や、汚れのないツルツルした歯はむし歯菌が多く繁殖しても唾液や、飲み物などで簡単に洗い流すことが出来るのです。
数値の高いものを分析し、むし歯リスクの高い方にはむし歯専用の歯磨き粉をご紹介するなどお一人ずつのニーズに合った検査になっております。
ご自身に合った予防対策を行うことがとても大切です。ご自身の唾液の性質によって予防法も、定期検診の感覚も異なってきます。ご自身に合った予防法を一緒に探して行きましょう( ˆoˆ )/
代々木駅前歯科 代々木駅徒歩10秒 新宿・渋谷区 インプラント・矯正・審美専門医在籍