2017.07.28

歯がしみる原因

歯がしみると言う経験をした方は多いと思います。
虫歯か?!と心配になり駆け込んでこられる患者様も多くいらっしゃいます(^-^)
レントゲンを撮ったり(あまりに小さい虫歯はレントゲンに映ってこない場合も有ります)、お口の中を拝見しても虫歯らしい歯は見当たらない。でも風をかけるとしみる(>_<)

歯がしみる原因は虫歯だけではありません。知覚過敏と言う言葉を聞いたことがある方もいらしゃると思います
歯の表面はエナメル質と言う硬い組織で守られています。そのエナメル質が削られ、エナメル質の下にある象牙質と言う組織が剥き出しになり、冷たいものや熱いものの刺激にさらされ歯がしみると言う感覚が生じます。冬の冷たい風にあたるだけでしみてしまう場合もございます。

歯を守っているエナメル質が削られてしまう原因はいくつかあるのですが、まずは毎日毎食されている歯磨きです。硬い歯ブラシを使い毎日力を込めてゴシゴシ磨いているとエナメル質が削れてしまうのです。
一度に削られてしまうことはありませんが、毎回この磨き方をされているとだんだんと削れていってしまうのです。
次に酸性の食べ物です。毎日食べているものには酸性の食べ物がたくさんあります。柑橘系の果物や梅干し、酢の物。食べ物だけではなくコーラやサイダーなどの炭酸飲料、ビールやワインなどのアルコール類もです。
お口の中が常に酸性の状態にあったり、過度に酸性の食べ物を摂取していると、歯が溶ける酸食歯と言う状態になってしまうリスクが生じます。酸によって歯を守っているエナメル質が溶かされてしまうので歯がしみてきてしまいます。
歯ぎしりで歯が削れてしまったり、歯周病による歯茎の後退や、加齢による歯茎の衰退なども原因とされています。

暑い毎日が続いているので冷たい飲み物やアイスなどをお口に含む機会も多いと思われます。
知覚過敏は薬を塗ったりレーザーを当てたりして処置を施すことでしみを軽減することも可能です。
お仕事終わりにキンキンに冷えたビールを心置きなく飲みたいですよね(*^-^*)
知覚過敏かも?!と心当たりがございます方は当院までお気軽にご連絡下さい。

代々木駅前歯科 代々木駅徒歩10秒 新宿・渋谷区 インプラント・矯正・審美専門医在籍

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