ガムピーリングとは

ガムピーリングとは、薬剤(フェノール)を塗布して歯肉の黒ずみを改善する治療法です。
歯肉が黒ずんで見える原因には、喫煙や歯磨きによる摩擦などの刺激が挙げられます。これらの影響でメラニン色素が過剰に生成され、黒ずみとして目立ってしまうことがあります。
ガムピーリングでは、沈着したメラニンを薬剤の作用で取り除くことで、本来の健康的なピンク色の歯肉に近づける効果が期待できます。
こんな方におすすめ
- 長年喫煙をしていて歯肉が黒ずんできた
- ホワイトニング治療を行っても歯全体が汚く見える
- 黒ずみで笑顔を見せるのが恥ずかしい
- 健康的で明るい印象の口元を目指したい
ガムピーリングの治療方法
ガムピーリングの治療回数の目安
ガムピーリングは、1回の治療で薬剤を3回塗布するため、基本的に1度の通院でご満足いただく患者さまが多いです。
ただし、黒ずみが広範囲に及んでいたり、色素沈着が長年にわたって蓄積されている場合には、2〜3回の施術を複数回に分けて行うケースもあります。このようなケースの場合、治療期間の目安はおよそ2カ月程度となります。
ガムピーリングのリスク・副作用
施術中または直後に、軽いヒリヒリ感や歯肉の白っぽい変化を感じることがありますが、薬剤の反応による一時的なもののため、過度な心配は必要ありません。数日〜1週間ほどで自然と落ち着いていきます。
ごくまれに、色素の抜け方にムラが出る場合がありますが、時間の経過とともに馴染むことも多く、気になる場合には追加の施術で調整が可能です。
なお、歯肉への強い刺激や喫煙は色素沈着の再発を招く可能性があるため、施術後しばらくは刺激を避けていただくようお願いしています。
ガムピーリングが受けられない方
ガムピーリングは、メラニン色素による歯肉の黒ずみに対して有効な治療法のため、以下のようなケースでは十分な改善が見込めない可能性もあります。
- 差し歯や被せ物などの金属成分によって生じた歯肉の黒ずみ(いわゆるメタルタトゥー)
- 歯周病や炎症によって変色した歯肉
- 口腔内の炎症や治療中の歯科疾患がある場合
これらに該当する場合は、まず口腔内の健康状態を整えたうえで、必要に応じて他の治療法をご案内いたします。ガムピーリングの適応かどうかは、初診時に歯肉の状態をしっかりと確認したうえで判断いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
ガムピーリングの治療の流れ

STEP.1|初診
まずは歯肉の状態や既往歴、生活習慣などを丁寧にお伺いしていきます。ガムピーリングは比較的負担の少ない処置ですが、安全に受けていただくために、体調やアレルギーの有無も含めてしっかりとカウンセリングを行います。
STEP.2|歯肉の洗浄
薬剤をしっかり浸透させるために、歯肉の表面をクリーニングし、専用の消毒剤で清潔な状態に整えます。
STEP.3|薬剤の塗布
歯肉に専用の薬剤を塗布し、一定時間置いた後に洗い流します。黒ずみの度合いや希望の仕上がりによっては、この工程を数回繰り返します。施術時間は15〜30分程度が目安です。
STEP.4|アフターケア
施術後3〜4日ほどは、歯肉が白っぽく変化する場合がありますが、徐々に薄皮がめくれるようにして落ち着き、1〜2週間ほどで色味が気にならなくなっていきます。治療後、万が一ご不安な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
ガムピーリングの症例写真


| 治療内容 | ガムピーリング |
| 治療期間 | 1回 |
| 合計金額(税込) | 1回あたり30,000円 |
| リスク・副作用 | 術後2,3日程度は、歯肉がやや白く変化する。古い歯肉が剝がれ落ちるまではヒリヒリとした痛みを感じるため、食事に制限が必要な場合が有り。 |
よくあるご質問
Q.ガムピーリングの痛みはどれくらいですか?
A.多少ヒリヒリするような刺激を感じる方が多いですが、我慢できないほどの痛みではないことがほとんどです。刺激に敏感な方には、事前にしっかりご説明したうえで、できるだけ負担を軽減できるよう配慮いたしますので、ご安心ください。
Q.1度の治療で歯肉の色味は改善しますか?
A.はい、多くの方は1回の治療で色味の変化を実感されています。施術では薬剤を複数回塗布しますが、それでも色素が深い場合は2〜3回の治療を行うこともあります。理想の仕上がりに近づけるよう、状態を見ながらご提案いたします。
Q.ガムピーリング後に出てきた白いのは剥がしてもいい?
A.歯肉に現れる白い薄皮は、薬剤の作用によって自然に剥がれる過程で生じたものです。無理に剥がすと炎症や色ムラの原因になることがあるため、触らずに自然に剥がれるのをお待ちください。
Q.治療後に再び黒ずむことはありますか?
A.喫煙や歯肉への強い摩擦、辛い食べ物などの刺激が続くと、メラニン色素が再び沈着し、黒ずみが現れることがあります。治療後は、できるだけ歯肉への刺激を避けるよう意識することが大切です。とくに喫煙は大きな影響を及ぼすため、禁煙や本数を減らすことをおすすめしています。
また、もし再び黒ずみが気になってきた場合でも、一定の期間をあければ再施術が可能です。