Myobrace®(マイオブレース)矯正法とは?

Myobrace®(マイオブレース)矯正法は、口腔筋の訓練(筋機能効果)を目的としています。これにより歯とアゴの位置を改善することができます。歯並びに影響を与える癖や習慣である、口呼吸や異常な飲み込み、舌の突出した筋機能を治療せずに放って置くと、正常な歯列の発達の妨げとなる場合があります。
現在の成長の過程で歯列が改善されたら、いったん治療は終了ですが大人の歯がある程度生えそろう中学一年生くらいまでは装着したほうが良いでしょう。マウスピースに慣れてしまえば、通院頻度は3ヶ月に1度程度で問題ありません。
| マイオブレース | 一般的なワイヤー矯正 | |
|---|---|---|
| 装置のタイプ | マウスピース(取り外し可) | ブラケット |
| 痛みの有無 | 少なめ/慣れやすい | 痛みや違和感が出ることがある |
| 目的 | 悪習慣の改善+予防的矯正 | 歯の位置を直接動かす |
| 通院頻度 | 3ヶ月に1度 | 月1回程度 |
| 目立ちにくさ | 装着時間が短く見た目に配慮 | 常に装着/目立ちやすい |
| 自宅での管理 | 自主トレーニングが必要 | 歯科医院での調整 |
お子様のこんな癖に悩んでいませんか?
- 歯ならび
- かみ合わせ
- お口ポカン
- 口呼吸
Myobrace®(マイオブレース)は、取り外しの出来る「マウスピース式矯正装置」です。
永久歯に生え変わる前に使うと効果が高いと言われています。
お子様の嫌がらないマウスピース式
固定式の装置は、患者さんによって痛みがでる場合があると言われていますが、取り外すことのできるマウスピース式は一般的に痛みが少ない傾向があります。痛みがあれば自分で口の中から外すことも可能です。また、お子様が学校に行くときは家に置いていくので、見た目が気にならず、歯磨きの邪魔にならないので安心です。
マイオブレース矯正法7つのメリット
- 抜歯などの負担がお子様にかからない
- 口呼吸や唇をかむ悪い癖を治すことができる
- ブラケット矯正治療と比べて経済的
- 自宅での装着トレーニングのため矯正していることが人に知られない
- 矯正期間中の痛みや煩わしさからお子様が解放される
- 装置は取り外し式なのでお口のメンテナンスが簡単にできる
- 装置が簡単で携帯できる
正しい位置へ導くトレーニング
マイオブレース治療では、装置の装着だけでなく、呼吸や舌の位置、飲み込み方、唇の筋肉を鍛えるトレーニング(アクティビティ)が重要です。まず正しい鼻呼吸の練習から始め、舌の位置を安定させ、飲み込みや唇の筋肉の使い方を改善します。これにより歯が正しい位置に導かれます。
治療ステージ
治療は年齢や発育段階に応じて進みます。
| 0~2歳 | マウスピースは使用せず、正しい姿勢や抱っこの仕方を親子で意識し、口周りの筋肉や噛み合わせの基礎をつくるトレーニングを行います。 |
| 3~5歳 | 「インファント」や「マイオテイラー」などの取り外し可能なマウスピース型装置を装着。1日2回10~20分程度の装着と、鼻呼吸・舌の位置・飲み込み方・唇の使い方などのトレーニングを行い、悪い癖や歯並びの乱れを予防します。 |
| 6~9歳 | 「マイオブレース」装置を本格的に使用し、夜間と日中1時間程度の装着を継続。舌・口・呼吸のトレーニングも続け、顎の成長を促しながら歯並びの改善を目指します。 |
| 10歳以降 | 必要に応じて装置やトレーニングを継続し、永久歯列への移行や仕上げを行います。習慣の定着や保定も重視されます。 |
マイオブレースの注意点
マウスピースは日中ほとんど外しておいて問題ないのですが、日中1時間と夜間の就寝時には装着しなければなりません。舌、口唇、呼吸コントロールの練習を行うことも重要な事柄の一つです。
マウスピースによる治療はお子様にとって、勉強やスポーツ、習い事と同じとも言えます。結果を得るためには日常的な使用と継続が必要です。そのため、結果が早く得られる場合もあれば、そうでない場合もあるでしょう。
癖(古い習慣)をなくすのは難しいため、早期の治療開始とトレーニングは、より成長に良い効果と長期間の安定が得られます。お子様の筋機能の改善のために、親御さんたちの応援は必要不可欠なのです。
マイオブレースの症例写真


| 治療内容 | マイオブレース |
| 主訴 | 口腔機能/オープンバイト |
| 治療期間 | 9歳〜11歳 |
| 合計金額(税込) | 340,000円 |
| リスク・副作用 | 矯正期間中の痛み・後戻り・歯根吸収・歯髄壊死・歯肉退縮 |
Q&A よくあるご質問

Q1. 何歳からマイオブレース矯正を始められますか?
A.マイオブレース矯正は、一般的に5歳頃から始めることができます。特に乳歯と永久歯が混ざっている「混合歯列期」と呼ばれる時期に治療をスタートすることで、顎の成長を自然に促し、将来的な歯並びの悪化を予防しやすくなります。
お子様の成長や歯の生え変わりのタイミングには個人差があるため、「うちの子はまだ早いかな?」と迷われている場合でも、まずは一度ご相談ください。早めに歯科医師のチェックを受けることで、最適な開始時期や治療方法をご提案できます。
Q2. 学校や外出先でもマイオブレースをつけていく必要がありますか?
A.マイオブレースは、基本的にご自宅で1時間と就寝時のみ装着していただく治療法です。そのため、学校や外出時には装置を外して過ごすことができ、普段通りの生活を送れます。「学校で目立つのが心配」「友達に気づかれたくない」といったお子様の不安も少なく、無理なく続けやすいのが特徴です。
ただし、ご家庭での装着時間やトレーニングをしっかり守ることが大切ですので、親御さんとお子様が協力して取り組むことが、治療成功のポイントとなります。
Q3. マイオブレースだけで歯並びはきれいになりますか?
A.マイオブレースは、歯並びが悪くなる根本的な原因である「悪習癖」や「口腔機能の乱れ」を改善することを目的としています。そのため、多くの場合はマイオブレースだけで歯並びが大きく改善されますが、歯の生え方や顎の大きさによっては、成長後に短期間だけワイヤー矯正などの追加治療が必要になることもあります。
マイオブレースで正しい呼吸や舌の使い方、飲み込み方を身につけておくことで、将来的な矯正治療の期間や負担を軽減できるケースが多いです。気になる点があれば、カウンセリング時にご相談ください。