2024.05.24

お子さんの矯正治療時期

こんにちは東京代々木駅前歯科・矯正歯科・口腔外科の江塚です。

今回は、『お子さんの矯正治療をいつから始めたらいいのか』について少しお話させてください😊
まず、お子さんの矯正には大きく分けて、ワイヤー矯正、床矯正、マウスピース矯正などがあります。一般的にこれらの矯正治療の開始時期は6歳から7歳ぐらいと言われています。
お口の中の状況としては奥歯の大人の歯が生えて前歯が数本生え変わったタイミングです。
この時点で、歯が重なってしまっていたり噛み合わせが全体的にバランスが悪いなどのお悩みをうけることが多いです。

ここで、大事になってくるのが歯並びが悪くなってしまう原因についてです。
歯並びが悪くなってしまう原因は、遺伝などの原因は実は少なく、口・あご周りの筋肉(舌・唇・ 頬)のバランスが悪かったり、舌が正しい位置に置けてないことで、あごの成長が悪くなり、歯並びが乱れてくると考えられています。 そして、その中でも意外と多いのが口で呼吸している事が原因で起こる不正咬合です😣

これらの原因は6歳よりも前に起きてきている事が多いのです。
なので、早めにこういった原因を除去して歯並びを正しい噛み合わせに治療することが出来ればとてもいいことですよね✨✨️
それが可能になってくるのがマイオブレ―スという、矯正方法です。
適応時期は4歳から10歳くらいまでを当院としては推奨しています。(3歳くらいから可能なこともあります)

今回、1つの症例として歯並びを心配されたお子さんが
約1年程度マイオブレースを付けて治療しました。

お子さんの噛み合わせは、前歯がしっかり咬めていない状態の開咬という状態でした。

開咬という噛み合わせは小さい頃の指しゃぶりや舌を出す癖・口呼吸などが原因となります。 また、遺伝等で骨格的に問題があり、下あごの成長方向が悪い人がなりやすい傾向があります。
今回遺伝的な可能性よりも、口呼吸など習癖の可能性が高いと考えました。

前歯が咬み合っていないので、咬む力は奥歯だけで受け止めている状態になってしまっています。 奥歯1本1本にかかる力の負担が大きくなるため、大人になってもこのままの状態ですと、歯の破折や摩耗が起こりやすくなってしまいます。虫歯のリスクも高まり、歯の寿命も短くなります😣

早めに治療をしないと、場合によっては矯正治療+骨切り(外科的な処置)も必要になるかもしれないと矯正医からも話がでていました😣
しかし、マイオブレースを付けたことで習癖などの改善もできました。
そして、ここまで歯並びが良くなり全体的に噛めるようになってきました。
外科的な処置も必要なくなりました✨️

こういった形で早めに治療を始めることで、お子さんの場合は劇的にお口の中が改善することがあります😉
それは大人と違ってまだ歯並びも骨の成長も未完成なので、それを利用して治療することが可能になるのです。

マイオブレースによるメリットについてまとめてみました✴️

💎早期に治療することで、大人の歯の抜歯を避けることができる可能性が高まります🦷✨
💎装着の取り外し、お手入れが簡単です。お子さん本人でも可能です☺
💎ご自宅で使用する装置ですので、矯正治療を行っていることが他の人に分かりません🏠️
💎取り外しが可能なので歯磨きなどが矯正器具をつけてる方に比べてとても楽です。
💎全身の健康に関わる口呼吸などの悪習癖も改善できる。
💎矯正は一般的に後戻りのリスクがありますが、マイオブレースの場合は後戻りのリスクが低い。それは悪習癖を改善し、成長途中の段階で正しい噛み合わせにできるからです。

マイオブレースについてもっと知りたい方は、東京代々木駅前歯科のHPにも記載されていますので参考にしてみてください💻️

☆将来のお子さんの歯並びが心配
☆矯正治療のタイミングがわからない

そう言った矯正のお悩み、なんでも大丈夫です😊
気になる事や、少しでも興味ある方は1度カウンセリングにお越しください。
矯正相談のみであれば費用はかかりません😊

東京代々木駅前歯科・矯正歯科・口腔外科
・代々木駅徒歩10秒・新宿・渋谷区・インプラント・矯正・審美専門医在籍

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