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お知らせ
2018.11.28
インプラントトラブルに注意
インプラントは「まるで自分の歯が蘇ったかのような夢のような治療」と言われる反面、その裏では手術時に血管や神経を傷つけたり、インプラントがうまくくっつかなかったり、腫れが続く、うまく噛めないなどのトラブルも増加しています。このようなトラブルはどうして起きるのでしょうか。
それには歯科医師が過剰になっていることが挙げられます。今や歯科医院の数はコンビニよりも多いと言われており、普通に保険診療だけやっていては採算が取れない歯科医院が増えています。そのため、自費診療に力を入れるしかなく、特に患者さんを増やすためにインプラント治療を行う歯医者が増加しているのです。
インプラントは外科処置を伴う高度な技術が必要とされる治療です。しかし、それにもかかわらず、インプラント治療を行うのに特別な資格などは必要なく、歯科医師であればインプラントメーカーが行っている研修や講習会に参加しさえすればどんなに未熟な歯科医師でもインプラント手術を行うことができるのです。また、CT装置を備えておらず、2次元的なイメージしかわからないレントゲン写真だけでインプラントを行ってしまう歯科医師も決して少なくありません。
このようなことがインプラントトラブルが増えている原因となっているのです。しかし、インプンラントトラブルを防ぐことはできます。それは確かな知識・経験・技術を併せ持ち、確実な設備を持った歯科医師を選ぶことです。