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2024.04.27

✨矯正に抜歯が必要な時✨

こんにちは東京代々木駅前歯科・矯正歯科・口腔外科の中根です🙇‍♂️

今回は、「矯正に抜歯が必要な時」についてお話ししたいと思います😄

昨今ではアライナー矯正(マウスピース矯正)の登場により、矯正治療が以前より身近に感じられる方も多くなってきたのではないかと思います。
実際、SNSや動画サイト等でインフルエンサーの方が自身の体験談をあげられてるのを目にされた方も多いのではないでしょうか？
歯並びが気になっている方や、口元に自信が持てない方にとって、間口が広がるのはとても喜ばしい事ではありますが、矯正治療に一歩踏み出す上で、皆さんにとって幾つか不安な点もあるはずです💦
その中の一つに

「歯を抜かなきゃいけないかもしれないんだよね…」

というジレンマを抱えている方がいらっしゃるのではないでしょうか？
もちろん費用や期間も気になるポイントではあると思いますが、健康な歯を抜かれる可能性があることに抵抗を覚える方も少なくないでしょう。
では、実際どんな時に歯を抜かなければならないのでしょうか？
簡単ではありますが、メリット、デメリットを踏まえて述べていきたいと思います🙋‍♂️✨

◎歯を並べるスペースの確実な確保

そもそも、歯並びがズレてしまう原因の一つとして、「顎の骨の大きさに対して、生えてきた歯の方が大きい」というのがあります。歯並びのがたつきの多くは、このアンバランスによって引き起こされます。
それを解消するには「歯が並ぶためのスペースを確保する」ことが必要になります。

『スペースを確保する』ための必要な方法は、

💎顎を広げる
💎歯並び全体を口の奥に移動
💎歯を削って歯の幅を小さくする
💎抜歯する

一応どの方法でもスペースをある程度確保することはできますが、この中で、成人矯正で確実にスペースを確保することができるのが『抜歯』なんです。

◎口元を引っ込めることが可能(理想のＥラインに近づける)

人の横顔は、鼻先から顎を結んだ直線(Eライン)に対し、口元がその線上、もしくはそれより2㎜程内側にあれば美しい横顔とされます（人種等により異なります）。口元が直線よりも前にある状態を上下顎前突、通称「口ゴボ」と言います🙂
抜歯を行うと、それによって空いたスペースに向かって前歯の位置を下げられるため、必然的に口元が引っ込みます。
出っ歯の方や口ゴボ気味の方など、口元が引っ込んだ方がより美しい顔貌になる方にとっては、抜歯矯正は大きなメリットとなります😄

《矯正における抜歯のデメリット》
◎痛みや、歯を抜くことへの恐怖

抜歯矯正では抜歯による痛みが生じます。その痛みはそこまで大きなものではないことが多く、通常は痛み止めを服用すればほとんど気にならない程度です。
口元の診断が適切に行えていれば抜歯を行うことによる現実的なデメリットはほとんどありません。しかし痛みや歯を抜くことへの恐怖感が強い方にとっては、精神的な苦痛は大きく感じられる可能性はあります。

他にも虫歯でボロボロになった場合や、親知らずも抜歯の対象になることがありますが、基本的には上記のような場合に抜歯が必要になってくることが多いです。いかがでしょうか？なんとなーくでも、矯正治療への理解の一助になれば幸いです😄

ここまで抜歯の必要性についてお話ししてきましたが、ここでもうワンポイント🌟

今流行りのアライナー矯正(マウスピース矯正)は、抜歯して口元を引っ込めるような歯の移動があまり得意でない面があります。
もちろん個人差はありますが、アライナー矯正しか対応していないクリニックですと、口ゴボのようなお悩みは完全に解消できない場合がありますので、注意が必要です。実際に当クリニックで矯正治療をなさってご満足頂いた患者様を紹介させていただきましょう💫

《お悩み》
出っ歯
歯が凸凹で並び切っていない
唇が閉じにくい
口元が出ている
できればマスクをつけている内に治したい

《当クリニックを選んだ理由》
マウスピース矯正で治療しようとしたが、なんとなく自分でガタつきが大きいので抜歯しなきゃいけないことはわかっていたが、『口元は多少治るかほぼ変わらない』と言われた。抜歯しても治療できるところを探してきた。

《治療プランの決め手》
矯正器具が目立つのが嫌だったが、表矯正のホワイトワイヤーならあまり気にならなかった為、治療しようと決めた。

《実際の治療期間》
約２年

《費用》
当クリニック独自の分割方法
合計費用￥762,000を分割でお支払い

《感想》
口元を気にせず笑えるようになった😊
歯を出して写真が撮れる😆
歯ブラシしやすくなった🪥✨