2016.10.20

歯周病がアルツハイマーを起こす?

歯周病菌は歯茎が出血したり、ものを噛んだりするたびに血管中に入り込み、全身を巡って心臓病や脳梗塞、糖尿病、肺炎、リウマチ、早産などの全身疾患を起こすことが分かっています。しかし、近年歯周病がアルツハイマーを起こす可能性のあるという研究結果が発表されてきています。

その研究結果は、アルツハイマー病で亡くなった人の4割の脳から歯周病菌が発見され、アルツハイマー病以外で亡くなった人の脳からは歯周病菌が検出されなかった、というものです。このことから歯周病菌とアルツハイマー病との関係は無視できないと考えられます。

歯周病菌が全身疾患を引き起こすことが分かってきたのは1990年代頃であり、まだまだ歴史は浅いのです。これからもまた違った病気との関連が発見される可能性もあります。歯周病菌と同様、虫歯菌も全身の健康に影響を及ぼすことが明らかになっており、健康的な生活を送るにはまず、お口の健康を保つことが大事であるといっても過言ではないでしょう。

代々木駅前歯科
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インプラント 矯正 審美専門医在籍

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