2016.05.24

インプラントと骨との結合

現在行われているインプラントの材料はチタンが主流となっています。このチタンは生体親和性が高く、骨と結合するという珍しい特徴を持った材料です。そのためその性質を活用し、歯のインプラントや体の人工関節の材料としても使用されており、たくさんの患者さんの身体の一部として重要な役割を果たしています。

チタンの大きな利点は人体に異物として認識されないことです。そのため、チタンを体内に埋め込むとチタンの周囲の細かい部分にまで新しい骨が形成されていきます。このようにしてインプラントはまるで体の一部のようになっていきます。これをオッセオインテグレーションと呼びます。
骨がチタンの周囲に形成される速度はインプラントを埋め込む場所や個人によって差がありますが、一般的にインプラントの手術後、数カ月程度で作られていきます。

インプラントが骨と結合され始めるまでには、余分な刺激を与えずに、安静な状態にしておくことが必要です。骨が形成される大事な時期に異常な力がかかると骨とインプラント体が結合しにくくなりますが、条件が整えば、手術後すぐに噛めるようになります。

詳しくはスタッフまでお尋ねください。

代々木駅前歯科
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インプラント 矯正 審美専門医在籍

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